「勉強が続かない」
「自分はダメ人間だ」
と思っているあなたは実は完璧主義ではありませんか?
続かないのは「ダメ人間だから」ではない
「この問題集を3周解くためには1日30問解かねば!」
という気持ちで勉強をやり始めて2,3日で挫折した方はいませんか?
これはあなたが「ダメ人間」なのではなく、普段やらないことをやろうとしているのに
いきなり高すぎるハードルを越えようとしていることが原因です。
そしてハードルが高すぎることに気が付いていないことも原因です。
これを運動に例えるなら
持久走なのに全速力で走り始めたようなものです。
そんなことしたらどうなりますか?
きっと序盤で走ることをやめてしまうでしょう。
持久走の場合、自分の体力もある程度把握している為、これが無謀なことだとすぐに気が付きます。
――しかし、勉強はどうでしょう?
「勉強は体力も運動神経も年齢も関係ない。なのに出来ないなんておかしい!」
このような思い込みで、自分自身が継続できていない事実があるにも関わらず
「勉強すること=簡単で誰でもできること」と思っている人は多いと思います。
しかし、人間は勉強でも運動でも
「新しいことをやろうとするときストレスを感じます。」
これは変化をしたくないという脳の働きなので仕方がないことです。
脳からしてみれば普通のことです。
では、今まで勉強してこなかった人間は、諦めるしかないのかというと
そんなことはなくて、人間の脳が受け入れやすいやり方でやっていけばいいわけです。
なるべく脳にストレスを与えないように以下2点を行います。
- 変化を徐々に起こすこと
- その変化を日常に変えること
この2点です。
つまり、習慣化してしまえばいいわけです。
習慣化に必要な期間
新しい学校に入学したとき、仕事をし始めたとき、学校・職場に向かうだけでも
緊張したり、ちゃんと目的地にたどり着けるか不安になったり
大なり小なりストレスを感じてはいなかったでしょうか?
でも今はどうでしょう?通うことに緊張したりしますか?
(行きたくないストレスがあるかもしれませんが…。)
慣れたら日常ですよね。
習慣化のためには時間が必要です。
簡単なもので2週間程度、勉強など行動の習慣化は約1か月かかると言われています。
なので、まずは完璧主義思考を捨て
「1か月後に、毎日1時間勉強を続けられるようになってたらいいな。」
という軽めの目標で始めてみてください。
次の記事から具体的な方法を書いていきます。
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